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門をくぐるとすぐに玄関がある家と、玄関までの道のりがある家、どちらに魅力を感じますか?門扉から玄関までの道を玄関アプローチと言います。訪問客が必ず通る場所ですし、玄関周りは初めに目に入る、第一印象を決める重要な場所となります。
「おしゃれな家」「きれいな家」といった良いイメージをもってもらうには、外構としての玄関アプローチとデザインが非常に重要となります。玄関アプローチの外構工事を行う際に知っておくべき基礎知識をご紹介します。
新築で家を建てた場合も、リフォームを行う場合も外構工事を行う際に気になるポイントが費用です。玄関アプローチの工事にはどれくらい費用がかかるのでしょうか?
価格帯で見ると、30万円~60万円で工事をされる方が多く、一般的な相場となります。価格を変動させる要因としては、「面積」「素材」「デザイン」が主なポイントです。予算との兼ね合いにはなりますが、まずは理想の玄関アプローチを思い描き、それを実現できるような業者を探すのもおすすめです。
門扉と玄関を結ぶアプローチですが、どのような機能を持たせるとよいでしょうか?工事をした後に、「こんな機能を重視すればよかった…」と後悔しないためにも、前もって多くの方が重視されている機能を確認しておきましょう。
特にリフォームをされる方の要望に多いのがバリアフリーな設計です。高齢者の増える日本社会では、自分の老後に備える意味でも、足の悪い方の来客に備える意味でも重要となります。段差のある部分は階段ではなく、スロープにすることで、車いすや台車を使いやすい設計にします。さらに手すりを設置することで、よりバリアフリーな玄関アプローチへと仕上がります。
出典:http://sakauedesign.blogspot.jp/
玄関扉をあけたときに、道路から中が見えてしまうと、あまりいい気はしません。門扉の正面に玄関を置くのは避けたほうがよいでしょう。また、トイレや浴室といったプライベートな部屋の近くを通らないような設計にするのも重要です。音やにおいで不快な思いをさせないようにしたいところですが、避けられない場合は植え込みなどでうまく目隠しをしてあげるとよいでしょう。
プライバシーやデザインの観点から植え込みを使う場合がありますが、使いすぎには注意が必要です。人が隠れられるような場所や死角があると、防犯面であまりよくありません。どうしてもできてしまう場合はライトをつけたりして対処をするのもいいでしょう。
玄関アプローチの水はけが悪いと、玄関を出てすぐ濡れてしまったり、強い雨が降ると水たまりができてしまうこともあります。あらかじめ素材や勾配に工夫して、水はけも考慮するといいでしょう。
雨の日に車に乗る際、傘をたたんだ後にどうしても濡れてしまいますよね?もし玄関を出てすぐ、屋根がなくなってしまうと、車の乗り降りのように雨にぬれてしまいます。ちょっとした気遣いですが、玄関前の庇の大きさにも注意が必要です。
玄関アプローチに使われる素材には、様々なものがあります。
それぞれの特徴について理解した上で、ご自宅の雰囲気やデザインに合ったものやお好みの素材を選びましょう。
土を原料とした素材で、形状は正方形や長方形のものが一般的です。ベージュやグレーが主流ですが、色みは千差万別で質感も考えるとかなりの種類があります。滑りやすいタイルもあるので、玄関アプローチに使用する際は、雨天時の安全面を考えて滑りにくいものを選ぶといいでしょう。
レンガは洋風の外構によく合います。茶色系のものが主流で、時間の経過とともに味わいが出てくるのも人気のポイントです。緑との相性もよく、草木とともに用いることで味のある雰囲気を醸し出せます。
御影石や石英岩といった石がよく使われます。天然の素材なので、正方形や長方形に近いものもあれば、乱形のものもあり、非幾何学的な美しさがあります。欧米でよく見かける大理石にあこがれる方もいるかもしれませんが、水に弱いので玄関アプローチなどの屋外にはあまり向きません。
コンクリートでできた舗装材で、公園や遊歩道などで良く使われている素材です。カラーバリエーションが豊富で、好みに合わせて組み合わせたりして個性を出せます。すべりにくい素材なので、雨が降っても安心です。
線路に使われる枕木は玄関アプローチにも使われます。趣が出てくる素材で、レンガや砂利と一緒に使われるケースが増えています。比較的安価で、植物との相性も良く、DIYでの人気も高くなっています。
樹脂やコンクリートが固まる前に、水で洗い流すことで砂利を露出させたものです。砂利が表面に出ることで滑りにくくなります。砂利によって仕上がりのイメージが変わりやすく、洗い出しには技術も求められます。
コンクリートをじかに固めてしまう方法もあります。原価も安く、工事の難易度も高くないので安価に抑えることができます。石種や表面の質感によって、すべりやすくなってしまうので注意が必要です。
近年はDIYに注目が集まっていて、玄関アプローチも自分で造るという方も増えています。玄関アプローチでは、レンガやタイルや枕木なら自分でやることも可能です。洗い出しのように専門的な技術が必要になるものは難しいでしょう。業者にお願いする場合に比べて、費用を抑えられる等メリットはありますが、仕上がりの完成度を重視するならば業者に依頼することをおすすめします。
玄関アプローチの外構工事といっても、工事内容は多岐にわたるため業者の選定は難しくなります。まず完成形をイメージできれば、それに合った業者を考えることができます。例えば使う素材がレンガであれば組積工事、タイルであればタイル工事、洗い出しであれば左官工事というようにそれぞれを得意としている業者から探すのも一つの手です。
よくある失敗例として、デザインばかりを追い求めて機能性が劣ってしまうというパターンがあります。玄関アプローチをイメージする際に、多くの方が明るい晴れた日中をイメージしますが、実際にそこを歩くときは暗い夜だったり、雨だったりします。夜でもつまずきにくい設計になっているか、雨でもすべりにくい設計になっているか、といったポイントに十分気をつけましょう。
玄関アプローチは実際に住んでいる住民はもちろん、訪問客から見ても、最も目につく場所です。
それだけ気を遣う部分ですが、納得のいくデザインにできたときには、帰宅するのもお客さんを迎えるのも、とても楽しい家になるでしょう。
選べる素材も多岐に渡るので、どんな雰囲気のアプローチにするか考えるのは、最も心躍る瞬間ではないでしょうか?
ただし、見た目だけに偏ってしまうと、高齢者にとって不便だったり、雨の日にすべりやすかったり、暗闇で危ない場所が多かったり・・・なんてことにもなりかねません。
デザイン性、機能性ともに納得のいくアプローチにするためには、総合的視点から考えてみることが必要です。
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