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【初心者必見!全解説!】エクステリア・外構工事の費用と相場の基礎知識

家を新築するときや住宅リフォームの際、インテリアはもちろんのこと、建物の外観上の見た目やデザインを統一するためにはエクステリア(外構)工事も重要です。

自家用車を所有しているならカーポートやコンクリートを打設した駐車場を作ることは必須、さらに家をモダンかつおしゃれに見せたいなら家の形状や外壁の色に合わせた玄関アプローチのデザインもかかすことができません。また防犯対策をするならフェンスやブロック塀などで周りを囲むようなクローズ外構ではなく、閉鎖的すぎないセミオープン外構を検討するなど、こだわるポイントによって、最適な工事と費用は変化します。

このコラムでは、これから新築を検討、もしくは建築中の方、住宅のリフォームを検討されている方に向けて外構工事にかかる費用や相場の基礎知識を、4つの項目で徹底解説します。

エクステリア・外構工事の費用相場

①新築外構一式:おおよそ100~300万円程度

新築での外構工事は、全体の建物建設費用の10%程度使うとバランスの取れたエクステリアになるといわれていますが、実際は外構面積と選択する外構のタイプ、さらには工事場所によって左右されます。
エクステリアコネクトでは100万円~300万円ほどの費用で外構工事を行う方が多いという印象ですが、もちろん300万円以上または100万円以下の予算で工事をされる方もいらっしゃいます。
多くの場合、工事費が平均よりも高いまたは低い理由の一つが外構工事の施工面積となります。

新築外構の場合の一例として、以下に、150万円の外構予算で一式を施工した事例をご紹介します。内訳は下記のとおりです(別途諸経費等の費用がかかります)。

新築外構一式の費用

工事内容 費用
カーポート 30万円
駐車スペース 20万円
門扉・門柱 20万円
玄関アプローチ 30万円
フェンス 50万円

合計:150万円

②外構リフォーム:50~100万円程度

外構リフォームの場合、中心となる見積もりの価格帯は50~100万円程度です。外構工事の施工面積や工事内容によっても価格は変動しますが、駐車スペースの土間コンクリート打ち+玄関アプローチのリフォームですとおおよそ50~60万円程度が費用相場となります。

1社のみの見積もりで即決せず、複数の外構工事業者から相見積もりを取り、費用だけでなく工事内容から細かい項目まできちんと比較・検討したうえで工事業者を決めることをおすすめします。

エクステリアコネクトでは、外構工事専門業者を複数社、無料でご紹介しています。新築外構・エクステリアリフォームをご検討の方はぜひ一度お問合せを!

エクステリア・外構工事部分別費用相場一覧

ここでは、門まわりや玄関アプローチなど、エクステリア・外構工事で施工される主要な12のパーツについて、費用相場を詳しくご紹介します。

①門まわり:15~30万円程度

出典:http://green-bz.com/

門扉・門塀・ポスト・表札などをまとめて工事する事が一般的です。扉や塀の材質などによって変動しますが、15~30万円程度が相場です。

②玄関アプローチ:30~60万円程度

出典:http://www.nikou.jp/

門まわりから玄関にかけてのアプローチに砂利やコンクリート敷いたり石材を貼ったりして歩きやすくする工事です。毎日歩く場所ですので、デザインだけでなく安全面でも必要な工事でしょう。1平米あたりの値段で計算することが多く、一般的なケースですと総額30~60万円程度かかるでしょう。

③塀・囲い:50~100万円程度

プライバシー保護の為の目隠しに使用する塀・囲いは根強い人気があります。また、クローズ外構には必須のパーツです。これも単位あたりの金額で計算します。単位は業者によって異なり、塀の全長であったり面積であったりしますが、総額の相場は約50~100万円程度です。

④フェンス:30~50万円程度

フェンスも目隠しや防犯対策として設置する方が多いです。アルミや樹脂、木材等多様な材質のフェンスがあり、それによって費用は変わってきます。総額だと30~50万円程度が相場です。

⑤ガレージ・カーポート:40~100万円程

出典:http://www.ex-katayama.com/

マイカーを所有しているなら駐車スペースは必須です。土間コンクリート打ちのみだと20万円程度ですが、その上からカーポートを設置する場合やガレージを置く場合は、40万円~100万円程度かかります。

⑥庭・ガーデン:10~100万円程度

出典:http://www.dkom.jp/

庭に芝生を敷くなど簡易で基礎的な工事ですと10万円程度で済みますが、デッキなど新規設備を設置する工事であれば50万円~100万円、庭全体のリフォームだと100万円以上かかることが多いです。

⑦テラス・ウッドデッキ:40~50万円程度

出典:http://greenfarm-haji.biz/

床の材質、屋根の有無で変わってきます。床材はタイルだと安く、木材を使ったウッドデッキですと割高になります。屋根は標準的な物で10万円程度、もう少しグレードをあげると20万円~30万円程度です。費用相場はすべてあわせて40~50万円程度が目安です。

⑧ガーデンルーム・サンルーム:40~50万円程度

出典:http://www.takeuchi-aoi.co.jp/

リビングに隣接し、室内でありながら日光をふんだんに取り入れる事ができるガーデンルーム・サンルーム。一般的な部屋の増築に比べ費用は安く、40~50万円前後で設置可能です。

⑨ベランダ・バルコニー:20~40万円程度

出典:http://blog.livedoor.jp/

リフォームでよくある工事が剥がれた防水加工の補修、屋根取り付け、タイル敷き詰めなどです。それぞれ20万円前後が相場です。

新規に取り付け、あるいは全交換となると約40万円ほどかかります。

⑩照明・ライティング:10~25万円程度

出典:http://hamaniwell.jp/

防犯・安全・雰囲気作りとさまざまな用途で活躍する照明。最近ではセンサー付きなど多機能のものが増えており、費用相場は10~25万円前後となっています。

⑪植栽:10~20万円程度

外からの目隠しにも使え、シンボルツリーなどは家の雰囲気もよくすることができます。一般的な植栽の一式で10万円前後でしょうか。もちろん、植える樹木の数が増えれば増えるほどその分高くなります。

⑫物置:10~50万円程度

幅2m程度の物置だと10万円~15万円程度が相場です。バイクや自転車を入れられるような、大きく防犯性能も高い物だと50万円以上かかります。

エクステリア・外構スタイル別の費用相場

外構スタイルは、大きく分けて①オープン外構、②クローズ外構、③セミオープン・セミクローズ外構の3タイプに分かれます。ここでは、3種類の工事の費用相場と基礎知識を解説します。

①オープン外構:50~100万円程度

塀や門を設置しない、あるいは低く設置し開放的なつくりにしたものがオープン外構です。風や光などが通りやすく、敷地が狭くても広々とした印象になります。

プライバシーや防犯面での対策は必要ですが、何より建材を多く使わないため費用が安く済みます。例えば、門柱と表札・ポスト、玄関アプローチと境界フェンスを設置し、駐車スペースを土間コンクリート打ちにすると、おおよそ100万円程度の費用がかかります(施工面積や使用素材により費用は変動します)。

②クローズ外構:150~300万円程度

防犯面やプライバシー保護を重視し、外からの視線を遮断するような外構です。塀や柵を高めに設置し、内部の空間を守りますが、オープン外構にくらべ閉鎖的な空間になりがちです。

また、多くの建材を使うためコストがかさみます。例えば、表札やポストを含む門まわり、玄関アプローチ、ブロック塀とカーポートを設置すると、おおよそ200万円ほどの費用がかかります(施工面積や使用素材により費用は変動します)。

③セミオープン・セミクローズ外構:80~150万円程度

オープン外構とクローズ外構の両方の要素を取り入れたものがセミオープン・セミクローズ外構です。防犯性能を高めるべき部位は閉鎖的に、他の部位は開放的にするなど、それぞれのメリットを組み合わせる事で自由なコーディネートにすることができます。

費用はオープン外構とクローズ外構の中間くらいです。例えば、表札やポストを含む門まわり、玄関アプローチ、低めの目隠しフェンスを設置し、駐車スペースを土間コンクリート打ちにすると、おおよそ150万円程度の費用がかかります(施工面積や使用素材により費用は変動します)。

エクステリア・外構工事費用を抑えるコツは?

エクステリア・外構工事の費用を抑えるコツは、パーツを最小限におさえたオープン外構を検討すること、などが挙げられます。しかし、工夫次第ではさらに安く施工することができます。

①自分でできる所はDIYで工事する

最近ではホームセンターの商品の充実もあり、DIYで外構工事を行う人も増えてきています。レンガを積む、庭に芝生を敷くなど、簡単な部分は自分で工事してしまえば、業者に頼むよりもずっと安く済みます。

駐車スペースの土間コンクリート打ちなど、専門的な技術や工具が必要な箇所は、初心者では施工が難しいため、外構工事業者に依頼しましょう。

②単価の安い素材を選ぶ

それぞれの工事で使う素材により費用はかなり違ってきます。

例えば、アプローチ部に敷く素材は天然石材を使うよりも土間コンクリート仕上げの方が安くなりますし、塀を建てるならレンガではなく化粧ブロックの方が安価です。

デザインにこだわりが無ければ、できるだけ安い素材を使った方が最終的に大きなコストカットが可能です。

③エクステリア専門業者に直接工事を依頼する

施工業者によって費用に大きな開きが出るのが交通費などを含む諸経費です。

大手ハウスメーカー経由で外構工事を依頼する場合、この諸経費に広告費、人件費、外構業者への仲介手数料などが加算され、結果的に費用が高額になってしまう場合もあります。

そのため、ハウスメーカーを介さず直接外構工事業者に施工を依頼すると、大幅に費用を抑えることが可能です。場合によっては見積額に100万円~200万円もの差が出てくることもありますので、ぜひ検討してみてください。

④複数業者から相見積もりを取る

③で解説したように、工事業者によって見積額に大きな差が出ることはよくあります。特に新築外構の場合、ハウスメーカー経由で取った見積もりだけで工事を即決しないようにしましょう。外構工事専門業者の見積もりも追加で取り、比較・検討することで、結果的に工事費用を削減することが可能になります。

エクステリアコネクトでは、外構工事専門の優良業者を、無料でご紹介しています。相見積もりで工事費用を比較したい方、ぜひ一度お問合せください。

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