飛石は「歩く事」と「景物」としての役割があります!

飛石について

自然石や切り出した石を一つずつ離して配置し、庭の中の通り道としたものを飛石と言います。
一般的なアプローチよりも軽快感があり、庭の点景物としても優れています。
石の大きさや配置の仕方は伝統的な作法がありますので、ここで紹介したいと思います。

飛石とは?

飛石とは?
出典:http://www.keihangreen.com/

飛石はかつては茶の湯の発展とともに生まれました。露地と呼ばれる茶室の庭に飛石を配置し、客人の誘導や露地を見て回るための道として使われていたのです。また、江戸時代では苔地の庭において歩きやすさなどの点から飛石が人気を博しました。

石の種類や配置の仕方などによって日本風庭園だけでなく洋風の庭にも合わせる事ができるので、現代でも園路としてよく見る事ができます。

飛石の種類

飛石の種類
出典:http://hikida-zouen.com/

美しく打たれた(配置された)飛石は非常に芸術的ですが、歩きにくくては実用的ではありません。
伝統的な、歩きやすさと意匠性を併せ持った石の打ち方を以下に記します。

二連打ち

二連打ち

大きさや種類の異なった二つの石を一対とし、これを繰り返す打ち方です。歩きやすさを損なわない程度に石を左右に振って打つすることもあります。

三連打ち

三連打ち

二連打ちと同様に、三つの石を一つの単位として打っていきます。二つ目と三つ目の石は同じ大きさ・種類の石が望ましいと言われています。

二三連打ち

二三連打ち

二石、三石、二石…の繰り返しでそれぞれ毎に曲げながら打っていく打ち方です。踏み崩しとも呼ばれます。

雁行打ち

雁行打ち

三〜四石程度ごとに角度を曲げながら打っていく打ち方です。雁が大空を飛んでいるような形をしている事からこの名がつきました。前述の三四連打ちの応用型ともいえます。

千鳥打ち

千鳥打ち

一石ずつ左右に振り千鳥に打った飛石です。二石、三石ごとに降ることもあります。

七五三打ち

七五三打ち

七石、五石、三石の単位で並べていく打ち方です。古来より奇数はおめでたい数字とされており、その中の三つをとって七五三としています。近くに大きめの石、遠くに小さめの石を使う事で飛石を長く広く見せる効果もあり、見た目も非常に美しくなっています。

いかだ打ち

いかだ打ち

途中に二本の平行した板石を使う打ち方です。この板石がいかだのように見えるためこの名がつきました。

飛石の打ち方

飛石の打ち方
出典:http://www.exterior-nagano.com/

石と石の間も歩く事ができる大飛と、一歩ずつ石を歩いていく小飛がありますが、普通の住宅では小飛の飛石が一般的です。この場合、石の間隔は10cm程度が良いとされています。

自然石を使う場合は、石の形によって間隔が空きすぎないよう注意する必要があります。つまり、出っ張っている石を打った場合次の石はへこんでいるものを使う等、石の同士の合い場を一致させるようにします。

石の表面が平らでかつ滑らないこと、石の高さが全て均一であることなども安全に歩行できる飛石として大切です。

また、苔地に飛石は映えますが、伸びすぎた下草は歩行の妨げとなる為避けなければいけません。見栄えよりも歩きやすさを重視すべきでしょう。

飛石の工事費用

飛石の工事費用
出典:http://taikohyougan.com/

飛石は重い石を使うということでDIYで設置するには少し骨が折れるため、大体の場合業者に頼む事になるでしょう。

ほとんどの業者で、工事費用は石自体の価格×枚数+設置費用となっています。石の価格は種類によって大きく異なりますが、よく使われる御影石の飛石は一枚2000円〜5000円程度です。
設置費用も業者によって違うので一概にはいえませんが、一般的なケースですと20万円〜30万円程度を見積もった方がよさそうです。

飛石についてのまとめ

ここまで二本の伝統的な点景物である飛石について紹介してきました。もともとは茶の湯というおもてなしの心から始まったものであり、動線を工夫する事でお招きしたお客さんに庭の見せたい部分を効果的に見せる事ができます。そのため、庭にこだわる方にはとても人気があります。 庭のアプローチ等でお悩みでしたら是非飛石を考えてみてはいかがでしょうか。

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