「分からないのでお任せ」は禁物

「分からないのでお任せ」は禁物

いくつかの外構工事会社が見つかったら、次に「ラフプラン」と「見積もり書」の作成を各社に依頼します。ラフプランとは、敷地図や要望書(こんな外構にしたいという要点を施主がまとめたもの)を渡し、ざっとした外構プラン(平面図やイメージスケッチ)を描き起こしてもらうものです。

また、そのプランにかかる一切の費用を積算したのが見積もり書で、この2つはセットで提出されます。ここまでは無料で提出してくれるのが一般的ですが、一部有料であるケースもあるため、事前に確認しておきます。

業者任せは、手抜き工事や追加工事につながる事も…

業者任せは、手抜き工事や追加工事につながる事も…
出典:http://www.niwagatari.com/

ラフプランと見積書が上がってきたら、これを比較検討して、発注業者を選ぶことになります。この時重要なのが、ラフプランや見積書を見る目を持つ事。「専門用語ばかりで良くわからないから、業者さんにお任せ」というスタンスは禁物です。

中には、任されたのをいいことに手抜き工事をしたり、追加工事で儲けようとしたりする業者も存在するので、ラフプランと見積書を見る目を養い、信頼できる業者と契約することが大切です。

見積もり書の見方

見積もり書の見方

見積もり書には沢山の項目が並び、単価や数量、備考などがぎっしり書きこまれています。建築のプロでもないのに、これらの細目を示されても一体何のことか、その内容が適切なのかどうかも分からないのが普通です。

しかし、実は外構工事会社選びではここが一番重要なポイントです。信頼できる業者かどうかは、見積もり書に現れるからです。例えば、内訳を省略して「一式」として費用を算出しているような場合は要注意。どんな部材をどれだけ使うか明記されていないので、後で手抜き工事が発覚しても泣き寝入りせざるを得ない場合もあります。

では、見積もり書の項目ごとの解説と、チェックポイントを見て行きましょう。

現場測量費

現場測量費
出典:http://www.nemo-ken.net/

施工現場を測量して、正確な広さや高低差などを実測することです。これがなければ正確な見積もり書は出せないため、見積もり書には必ず入ります。現場測量費という項目がなければ、現場を見ないで見積もり書を出して来た恐れもあるので、要注意です。

土工事

土工事
出典:http://www.toledo-ex.com/

土を掘ったり廃棄したりするのにかかる費用です。廃棄費用は土の状態によって大きく変わります。掘り返した土が畑や花壇に使えるような土なら安く上がりますが、石やコンクリートを含んだ土なら、産業廃棄物となり残土処理費用が跳ね上がる事があります。

これも現場を見て土の状態を確認しないと正確に算出はできないため、細目が細かく書かれていない見積もり書には注意が必要です。現場の土の状態がどうだったのか確認して、明快な回答が無い場合は要注意です。

仮設工事

仮設工事
出典:http://www.bees-garden.jp/

水盛り・やり方(工事の前に建物の正確な位置を出す作業)や、養生(建物や既存の外構などが傷ついたり汚れたりしないよう保護する作業)など、工事に付随して発生する工事です。このような工事も省略せずにきちんと計上している事が基本です。

基礎・下地工事

基礎・下地工事
出典:http://www.yamaso.net/

外構のベースとなる基礎部分の工事で、出来上がってからは見えなくなる部分だけに手抜きが生じやすい項目です。特にガレージやアプローチなどの下地工事が不十分だと、インターロッキングなどが何年後かにガタガタになる事もあります。

充分な量の資材を使っているか、職人の人数、転圧のための機械を使っているなどをチェックすることが重要です。

諸経費

諸経費

会社の事務経費や営業経費、機材の減価償却費、アフターフォローの費用など外構工事には直接含められないような様々な費用の事で、工事費の10%程度が一般的な水準です。これは、どんな工事会社でも必ずかかります。

仮に諸経費という項目がなくても、その費用は別の項目に分散されているはずです。工事の規模にもよりますが、諸経費を5%など極端に抑えている場合は、見せかけの安さを演出している可能性があるので注意が必要です。

重機などの運搬費

重機などの運搬費
出典:http://www.atlas-home.co.jp/

大型の重機を使う場合は、その重機を現場に運ぶための費用も発生します。自前で運搬できる体制を整えている業者は稀なので、多くが外注となり、費用が発生するのです。

現場経費・管理費

現場経費・管理費

現場の施工管理・品質管理のために現場監督などを配置する費用や、各種申請に関連する費用です。これらをきちんと計上していれば、手抜きや未熟な工事を監視し、法に則って施工する姿勢を示しており、優良な会社と見ることができます。

仕上げ工事

仕上げ工事
出典:http://mitakekenchiku.seesaa.net/

門柱やアプローチの階段など、仕上がりの美しさが特に要求される部分の表面仕上げのための工事です。雨の日にコンクリートを仕上げてしまうと、表面がザラザラになったりコンクリートの質が低下したりします。

そこで、信頼できる施工会社は雨や雪の日など天気の悪い日を避けて表面仕上げを行います。このための費用をあらかじめ計上している会社なら、仕上がりに誇りと責任を持っていると見て良いでしょう。

金物工事

金物工事
出典:http://www.morizouen.co.jp/

鉄やアルミ、ステンレスなど、金属を加工して使う場合の工事です。フェンスや門扉以外でも金属の製品は多く、ポストや門柱、アイアン製の門扉やフェンス、表札なども、金属製の場合は金物工事に入っている場合があります。

付帯工事

付帯工事
出典:http://www.iiniwa.jp/

外構工事に付随して発生する工事の事です。現場によっては既存の外構や建物を解体したり、基礎の補強や水道メーターを移設したりする必要が出る場合もあります。そのような工事は付帯工事として計上されるのが普通です。

また、屋外灯やインターホン、表札などの取り付け工事費も入っているかチェックします。このような工事は見落としがちなので、追加工事につながりやすく、注意が必要です。

植栽工事

植栽工事
出典:http://blog.livedoor.jp/

アプローチやフェンス周りなどに樹木やお花などを植えて仕上げる工事です。樹木の代金の他、整地や土壌改良、用土搬入費などが含まれます。

なぜその樹木を選んだのか(気候風土や植える場所の環境、高木になるか、落葉樹なのかなど)も一つ一つ確認し、きちんと理由があれば信頼できる業者です。

ラフプランの見方

ラフプランの見方
出典:http://www.exalive.co.jp/

ラフプランは、施主の要望と敷地の状態を踏まえて作成された、大まかな設計プランです。ラフデザインとも言われ、手描きのスケッチ画や平面図などで提案されます。外構のイメージが目の前に現れるため、一気に夢が広がる場面です。

しかし、ここで舞い上がってはいけません。冷静に図面をチェックして、不具合はないか、足りないものがないかなど、じっくりチェックすることがポイントです。気になる点は遠慮なく質問し、修正を依頼します。

信頼できる業者なら、嫌な顔をせず、何度でもプランを提案してくれるはずです。では、ラフプランの見方について解説します。

平面図(ゾーニング)

平面図
出典:http://www.atlas-home.co.jp/

平面図は、プランを真上から見たものです。実際の寸法を元に描かれているため、配置が正確にわかります。幅や広さは適当か、合理的な動線計画か、防犯やプライバシーの面で問題がないかなどを慎重にチェックします。専門的なマークが使用されている事も多いので、一つ一つ確認すると良いでしょう。

展開図

展開図
出典:http://www.exalive.co.jp/

展開図は、プランを横から見た図面で、立面図とも言われます。平面図では分からない、高さや高低差を確認できます。こちらも実際の寸法をもとに正確に描かれているため、高さや圧迫感などをイメージしやすくなります。

ラフプランの段階では展開図までは提案しない事も少なくありません。

パース

パース
出典:http://park19.wakwak.com/

パースは、透視図とも言われ、遠近法を使って立体的に描かれたスケッチ画です。現場に立った目線で描かれることが多く、樹木の形状やアプローチなどの仕上げの印象、門柱などのデザインなどもリアルに表現されているため、最もイメージを掴みやすいものです 。

ただし、正確な寸法を反映していないため、スケッチのイメージのまま完成するとは限りません。デザイナーによっては完成後数年を経て樹木が成長した状態をイメージして描く場合もあるので、注意が必要です。最近はCADを使った、より正確で精密なパースを提案する例も増えてきました。

口頭ではなく必ず文書で確認

見積もり書もラフプランも、打ち合わせの後何度かの修正を行うのが普通です。その場合、必ず修正後の見積もり書とラフプランを提出してもらうようにします。信頼できる業者なら、必ず提出して確認を求めて来ます。

その方が「言った、言わない」の問題を防止できるからです。口約束で進めようとする業者ではなく、ステップごとにきちんと記録を残す業者を選びましょう。

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