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駐車スペースの舗装にコンクリートを使いたいと思っている人も多いのではないでしょうか。しかし昨今はコンクリートの価格が上昇し「一体、いくらかかるの」と心配になることも多いようです。
今回は、コンクリート駐車場のメリットとデメリット、気になる費用から注意点までわかりやすく解説します。
コンクリートとは、セメントに砂や砂利、水を配合したものです。コンクリートで舗装された駐車場にはたくさんのメリットがあります。まずはメリットとデメリットをお話しします。
駐車場には、コンクリート舗装以外にもタイル張りや石張り、インターロッキングなどがあります。タイル張りや石張りは、家との調和がとりやすく高級感もありますが、コンクリート舗装と比べると費用が高くなります。また、石畳のような美しさがあるインターロッキングは除草の必要がありこまめなメンテナンスが必要です。
コンクリート駐車場は、必要最低限の材料で舗装ができるため経済的です。費用を抑えたい人にはピッタリでしょう。また、コンクリートはメンテナンスが楽です。日常の手入れは、ほうきではいたり、水で流したりするだけです。雪が降る地域では、雪かきもスムーズに行うことができます。除草の必要もなく施工時にしっかりと養生期間を設けることで強度も出すことができます。
駐車場の床に求められることは、車の荷重に耐えられることです。自家用車の重量は約1.8トンです。60kgの人が5人乗れば2トン以上の荷重になります。コンクリート駐車場は、必要な厚さと鉄筋を配置することで荷重に耐えられる構造になります。コンクリートの長所である「圧縮への強さ」と鉄筋の長所である「引っ張る力への強さ」を共存させることで丈夫な駐車場になります。
参考URL「FUKKO 透水性舗装仕上材」:https://www.fukko-japan.com/eco/dry-tech.html
コンクリート駐車場は、雨が降ったり洗車をしたりしても駐車場内に水がたまらないように排水勾配をとります。ただ、排水勾配がとりにくい場所であることも考えられます。その場合は、透水性舗装仕上材を使う方法もあります。透水性舗装仕上材とは、保水性と透水性をもつ材料です。コンクリート駐車場は、夏場は太陽の熱で高温になります。保水性のある透水性舗装仕上材を使うことで、打ち水効果が期待でき、駐車場や玄関前の温度上昇を抑えられるでしょう。
参考URL「フロアエージェント コンクリート刷毛目仕上げ」:https://www.fa-concrete.com/hake.html
コンクリート駐車場は、ツルツルの表面に仕上げるのではなく「刷毛引き仕上げ」が施されます。刷毛引き仕上げとは、生のコンクリートを敷きつめて、半がわきになってきたころにわざと刷毛を使って凸凹をつける仕上げ方法です。小さな刷毛目をつけることで物理的なすべり止めになります。また、刷毛目によって小さなヒビが目立ちにくくなります。
コンクリート駐車場にもデメリットがあります。それは、施工に技術が必要であることです。とくにコンクリート舗装は、はじめの施工が長く耐久性に影響を与えることが多く、施工の技術が満足度に直結します。また、個人の住宅の場合、コンクリートの無機的な感じが家の雰囲気と合わない可能性もあります。
つまり、個人宅でコンクリート駐車場を採用するためには、施工技術はもちろんですが、家や景観に合うデザインセンスも必要になります。さらに複数台の駐車場施工には、荷重に耐えられる施工技術も求められるのです。
コンクリート駐車場の工事費用はいくらくらいかかるのでしょうか。ここからは、車1台分のコンクリート駐車場(18㎡)を想定し、おおよその費用目安をお話しします。
ただし、昨今の世界情勢によりコンクリート価格や人件費が高騰しています。費用は一例とし、実際の金額は複数社から見積もりを取り寄せて検討することをおすすめします。
掘削と鋤取りは、駐車場にする地面を掘って削り平らにする作業です。費用は面積で変動し、1㎡あたり1,000円程度が相場でしょう。
掘削作業を行うと、処分する土が出ます。土は決められた処分方法があり、処分する土の量と土を運搬する距離によって費用は変動します。土の処分費用の相場は地域によってもばらつきがありますが、1㎡あたり1,000円程度が相場でしょう。一般的に移動距離が短い地方は安く、移動距離が長くなる都会は高い傾向があります。
コンクリート駐車場は、車の重たい荷重に耐えられなければなりません。そのため、平らにしたら砕石を敷いて転圧機で固く固めます。砕石を敷き詰める理由は、下地つくりと水はけをよくするためです。砕石は、大きな岩を人工的に壊して作られます。角がゴツゴツとしているため、転圧することで角と角がしっかりと組み合わさり、強い地盤になります。
砕石と転圧は1㎡あたり1,500円程度ですが、砕石を多く使った場合はもっとかかる可能性があります。
コンクリート駐車場の強度を保つために鉄筋を使います。鉄筋というと建物の中を通る棒のイメージですが、駐車場にはワイヤーメッシュと呼ばれる網状のものが使われます。そしてコンクリートを流し込むための型枠を設置します。
鉄筋と型枠の設置は、使うワイヤーメッシュや型枠の大きさによって変動しますが1㎡あたり1,000円程度でしょう。
型枠を設置したらいよいよコンクリートを流し込みます。コンクリートは、乾いてくると縮みます。縮むことでひび割れを起こすため、前もって目地とよばれる切れ目を入れます。目地は水はけをよくする役割もあります。目地は直線で規則的に入れることもできますが、エクステリアの一部として模様のようにデザインしてみてもステキです。コンクリート舗装は1㎡あたり8,000円から1万円程度でしょう。目地に別途費用がかかる場合は、1mあたり数百円~1,000円以内が目安でしょう。
コンクリート駐車場の費用は、他にも生コンクリートを運ぶミキサー車や人件費が必要です。人件費は、人数によって変動します。 車1台分のコンクリート駐車場(18㎡)を設置する工事費用の総額は、おおよそ30万円程度が目安になるでしょう。
コンクリートは品質が安定し、価格も手ごろなため駐車場の舗装に適した材料です。しかし、コンクリート駐車場施工の工程は「完成すると見えなくなる工程」が大部分を占めています。そして「見えなくなる工程」こそが「耐久性の要」となります。
コンクリート駐車場の外構工事の最大の注意点は、業者選びです。「ここが一番安いから」という理由で業者選びをしてしまうと「コンクリートの厚みが足りず、すぐにヒビがでた」という事態もあり得ます。
業者を選ぶときには、地元の気候や地域性を知り、見えない工程も信頼して任せられる業者を選ぶことが大切です。
コンクリート駐車場にはメリットとデメリットがあります。ただ、デメリットは信頼できる業者を選ぶことで乗り越えることができます。大切な車を守るためにも正しい施工と信頼できる業者を選んでみてはいかがでしょうか。
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