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大きめのお寺の庭等で誰もが一度は目にした事があるであろう灯籠。見た目の重厚さや大きさで、一般住宅には少し敷居が高いのではないかと思われる方も多いでしょう。
しかし、実際には大きさは様々なものがありますし、必ずしも和風のお庭にしか使えない、という訳でもありません。
以下で灯籠に関して知っておきたい事をまとめますので、参考にしてみてください。
出典:http://www.sennennomidori.com/
灯籠はもともとは名の通り灯りをともすものとして、お寺や神社の庭で神具として使用されてきました。 人々は次第に職人の手造りによる造形の美しさ、荘厳さといった灯籠の魅力に惹かれ、いつからか一般の庭園、個人宅、茶室などにこれを置くようになったのです。
現代でも個人の庭などで見かける事は少なくありません。お庭に置く事で上品さやわびさびの雰囲気をプラスすることができるでしょう。
また伝統的に日本人を魅了してきた灯籠は見る者の気持ちを落ち着かせ、リラックスさせる効果も期待できます。
出典:http://www.sennennomidori.com/
灯籠は耐久性にすぐれ、最古のものだと造られてから1200年以上も経過しています。
その長い歴史の中、灯籠には非常にたくさんの種類のものが生まれました。ここで全てを紹介する事はできませんが、代表的な型をいくつかピックアップしたいと思います。
型の紹介の前に、基本的な灯籠の部位を解説します。灯籠は6つの部品に分ける事ができ、下から地輪・柱・受鉢・火袋・笠・玉(宝珠)と呼びます。
①地輪:灯籠の全てを支える基礎。
②柱:上部の荷重を地輪に伝える部位。
③受鉢:上部の受け皿であり、少し広くなっている部品。
④火袋:ろうそく等を入れて火をともす、灯籠のメインとなる部品。
⑤笠:火袋を雨等から守る、文字通りの笠。
⑥玉(宝珠):笠の上部に乗せる装飾品。
出典:http://ohaka-matsukawa.com/
地輪・柱・受鉢・火袋・笠・玉から構成される、最も基本的な型の灯籠です。柱が長くなっており、灯りは高い位置に来ます。
背が高く適切に固定する必要がありますが、迫力があり飛石等の園路がある和風庭園に置くと良く映えます。
柱・受鉢・火袋・笠・玉から構成されます。立ち灯籠とは違い基礎が無く、柱を地面に埋め込む形で固定します。
柱の埋める部分を変える事で高さを自由に決める事ができ、大きさも比較的小型なので茶庭や坪庭などコンパクトなお庭にぴったりです。
受鉢・火袋・笠・玉と、柱の代わりに3〜4本の足がついた形の灯籠です。もともとは池など水面を照らす用として設計されました。背が低く、足は生込み灯籠と同じく地面に埋め込むタイプです。
池のある庭はもちろん、最近では庭の中心付近に置いた庭石の上に置き、庭全体を照らす目的で使われる事もあります。
受鉢・火袋・笠・玉から構成される、雪見灯籠よりも背の低い灯籠です。上部を支える柱がありませんが、平らな場所であればどこでも据える事ができます。
庭の台石の上や玄関先など幅広い場面で使用可能で、値段も安価です。
灯籠を選ぶにあたり、始めに決めておくべき事があります。庭のイメージ、そして置く場所です。
まず庭をどんなテイストで仕上げるかを決めます。純和風であれば一般的な立ち灯籠や生込み灯籠がよく合いますし、洋風の庭であれば丸みを帯びた置き灯籠や、灯籠を分解し部品だけを置くなどの工夫も可能です。
灯籠の設置場所も重要です。池等の水辺に置くなら雪見灯籠、露地や園路に置くなら生込み灯籠や置き灯籠など、シーンに合わせて型を選びましょう。
価格は型や石種によって変動します。基本的に部品の数が多い立ち灯籠が最も高価で、部品が少なくサイズも小さい置き灯籠が比較的安価となっております。
石灯籠は御影石を削りだして造ったものが主流です。ただ御影石にもいくつか種類があり、白っぽいものが最も安く、グレーの色になると高価になるようです。
以上の要素に加え加工費用なども重なってくると値段は幅広くなり、安いものは数万円から高いもので100万円以上かかることもあります。
しかし、一般的な住宅の庭に置くようなものであれば10万円〜20万円程度で考えて頂ければある程度選ぶ事ができるでしょう。
以上、灯籠について紹介してきました。まとめますと、
・庭のスタイル、置き場所などによって合わせやすい形が決まってくる。
・部品は大体6種類。それぞれ分解して設置する事もできる。
・10万円〜20万円程度見積もればある程度選べる。
といったところでしょうか。
お庭に灯籠をと考えている方は是非参考にしてみてくださいね。
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