【初心者必見!】塀と目隠しフェンスの種類と費用の基礎知識

【初心者必見!】塀と目隠しフェンスの種類と費用の基礎知識
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塀やフェンスには、道路と隣家の境界線だけでなく、目隠しや防犯の役割もあります。ひと昔前は、塀といえばブロック塀、フェンスといえばシンプルなアルミ製が一般的でした。しかし今は「圧迫感のない目隠しフェンス」「災害に強いフェンス」など付加価値のあるフェンスが登場しています。今回は、建物をより引き立てつつ、しっかりと目隠しできるフェンスの種類と費用、そしてそれぞれのメリットとデメリットをお話しします。

1.目隠しフェンスの役割とは?

目隠しフェンスの役割は、道路や隣家からの「視線をさえぎる目隠し」と敷地内から見える「敷地外景色をさえぎる目隠し」の2つです。
道路や隣家からの視線はとても気になるものです。
また、敷地内から見える敷地外の景色を調整することで自己領域(プライベート空間)を意識することができます。
さらにフェンスには、不審者の侵入や建物の保護、建物や植栽を引き立てる背景としての役割もあります。
住人が目隠しフェンスにどのような役割を求めるかによって、選ぶフェンスの種類も変わります。

2.目隠しフェンスの種類と費用それぞれのメリットとデメリット

目隠しフェンスには、さまざまな材質やデザインがあります。
また、求める役割によっては高さや構造も変わります。
ここからは、目隠しフェンスの代表的な種類と費用の目安を紹介します。
費用は戸建住宅(40坪130㎡、周囲約46mを囲う場合)を想定しています。
材料費から工事費、人件費などすべての費用を加味した金額ですが、物価上昇と人件費高騰により相場が算出しづらくなっています。
外構工事をする場合は、複数社から見積もりをとり比較検討することをおすすめします。

ブロック積みフェンス:費用80~180万円・工期10~14日間

敷地を囲う塀やフェンスとして使われるもので、よくみかけるものがコンクリート製のブロック塀ではないでしょうか。
広く流通している理由は、ずばり材料が豊富にあることと加工や施工が簡単にできること、そしてコストの安さです。
ブロックの種類は、グレーの建築用コンクリートブロックのほか化粧ブロックや左官仕上げのブロック塀もあります。
ただ、最近はすべてをブロック積みにすることは少なく、ほとんどは低いブロック積みの上に軽量のアルミフェンスを設置します。
下を重く上を軽くすることで、災害への安全対策にもなります。

ブロック積みフェンスの最大のメリットは、費用を安くおさえられることでしょう。
デメリットは、正しい施工が必要なことです。
ブロック塀の施工には、基礎コンクリートや鉄筋、控え壁など建築基準法に定められた構造規制があります。
長く安全に使うためにも、正しい施工ができる業者選びが大切です。

最近は、コンクリート製のブロックではなく、軽量の樹脂ブロックも登場しています。
硬質ポリスチレンフォームのパネルならば、見た目はブロック積みですが、控え壁なしで2.4mまで施工することができます。
軽量になることで基礎工事も小さく済み、工期も短くすることができます。

参考URL「大林株式会社FIT WALL」:https://dairin-fit.jp/products/fit-wall/

RC造(流し込みコンクリート)フェンス:費用100~200万円・工期1か月

RC造フェンスは、現場打ちコンクリートです。ブロック塀のように目地がないため、吹付けをすることでよりデザイン性の高い目隠しフェンスになります。
メリットは、構造的に安全性が高くオシャレな仕上がりにできることです。
デメリットは、施工技術によって仕上がりに差が出ることです。
また、工期が長く費用も高くなります。
工期が長くなる理由は、コンクリートには養生期間が必要だからです。
養生期間とは、型枠をはめたまま急激な温度の変化や雨風からコンクリートを守る期間です。
RC造フェンスは、現場でコンクリート打ちを行います。
1か月間の工期には、養生期間が含まれています。
RC造フェンスは、ブロック塀のように構造規制はありませんが建築物としての規制があります。

アルミフェンス:費用50~150万円・工期3~5日

現在アルミフェンスは、もっとも普及している目隠しフェンスと言っても過言ではないでしょう。
アルミフェンスには、直線的な模様のアルミ形材と曲線やデザイン性が高い鋳物(型に流して成型)があり、和風にも洋風にも対応することができます。
以前は、鋳物は高価なイメージがありましたが、現在はアルミ形材と価格に差がなく使いやすくなっています。
メリットは、スチールフェンスのように錆びないことです。
また、アルミフェンスは透過性が高いため、植栽と組み合わせることでオリジナリティある景観をつくることができます。
とくに風が強い地域では、メッシュ状の耐風圧強度が高いアルミフェンスを選ぶことで倒壊のリスクを軽減できるでしょう。
デメリットは、ブロック積みにアルミフェンスを取りつける場合の施工が難しいことです。
目隠しフェンス自体が不安定にならないように正確な鉄筋の配置ができる業者を選びましょう。

参考URL「三協アルミ 耐風圧フェンス」:https://alumi.st-grp.co.jp/products/gate/fence_alumi/reziria/

樹脂フェンス:費用50~150万円・工期3~5日

樹脂フェンスは、木の粉と樹脂を混ぜて固めたつくられたものです。
見た目は木製フェンスそっくりです。
木製フェンスの高級感と樹脂のメリットを兼ね揃えたフェンスです。
メリットは、軽量であることと耐久性です。
目隠しフェンスは、設置場所によって160cmほどの高さが必要になることもあります。
樹脂フェンスは、軽量のため高さがあるフェンスも実現可能です。
和風の建物や庭園には、生垣の代わりに樹脂でつくられた竹の御簾垣もおすすめです。
御簾垣は、風通しよく目隠しをすることができます。

参考URL「ディーズガーデン アルファウッドフェンス」:https://www.deasgarden.jp/product/gate/

3.目隠しフェンスの費用を節約するたった1つの方法と注意点

目隠しフェンスの費用は、設置する面積や全長と材質によって大きく変わります。
また費用には、設置する工事費や人件費なども必要です。
目隠しフェンスの費用は安くても数十万円、いい材質を選べば100万円以上かかります。
「節約するためにDIYしたい」と考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、外構工事の中でもとくにフェンス設置は地域に合った材質と正しい施工が欠かせません。

目隠しフェンスの費用を節約するたった1つの方法とは、地域を熟知している業者かつ信頼できる業者を選ぶことです。
地域密着の業者は、地域性や気候を熟知し、適した材質の目隠しフェンスを選ぶことができます。
また、信頼できる業者は正しい施工と十分な養生期間を設けることで丈夫なフェンスに仕上げることができます。
結果として、修繕やメンテナンスの必要が減り、長期的にみると費用を節約できることになるのです。

そして注意点は「業者によって費用は異なる」です。
とくに材料費以外の工事費や諸経費は選ぶフェンスによっても変わります。
設置が難しいフェンスは施工費が高くなります。
複数社から見積もりをとり、納得できる見積もり内容の業者を選ぶようにしましょう。

4.おわりに

自然災害が増え、外構に対する防災意識が高まっています。
目隠しフェンスは、道路や隣家に接する外構であり、耐震性が高い材質やユニット型の工期が短い商品も誕生しています。
「自分の家に適したエクステリアや外構がどういうものなのか」を外構のプロに相談してみてはいかがでしょうか。

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